今月の山

鬼ノ城山 )
(’05年04月)

  今月は那岐山で
   聞いたコガラの
   さえずりです。
   (写真をクイック)

  
(第33回)
1300年の時空を越え古代の風を感じる山
 「
鬼ノ城山」
    
 鬼ノ城山(きのじょうやま)といえば、岡山県総社市にある
 古代山城「鬼ノ城」跡のある山として知られている。
 古代山城の多くは、古代の正規の歴史書には記載が無く、
 多くは謎に包まれているそうで、この鬼ノ城も例外ではない。

 後世の文献である鬼ノ城縁起には、
 「崇神天皇のころ、異国の鬼神が飛行して吉備国にやってきた。 
 彼は百済の王子で名を温羅(ウラ・オンラ)ともいい吉備冠者とも
 呼ばれた。 ・・・
 彼はやがて備中国の新山(にいやま)に居城を構え、さらに
 その傍らに岩屋山に楯を構えて、しばしば西国から都へ送る
 貢船や婦女子を略奪した・・・」
 と温羅のこと、吉備津彦命の名の由来や吉備津宮の釜鳴神事
 のおこりなどが説明されている。

 鬼ノ城山への道は、砂川公園から舗装道路のハイキングコース
 (約1時間)を歩いてウォーキングセンターへいたる道と、奥坂に
 ある鬼ノ城東駐車場から東門への山道を行く道(約30分)があ
 る。 
 ウォーキングセンターや東門からは鬼ノ城跡の一周コースが
 楽しい。 復元された西門、屏風折れの石垣、変化のある山道、
 遺跡の数々、そして山頂からの展望は爽快である。 
 少々時間があるなら、岩屋への道も歩いていただきたい。
 鬼の差上げ岩や数々の奇岩を見ながら古(いにしえ)に思いを
 馳せるのもまた楽しい。


復元された鬼ノ城西門を見上げる

西阿曽の血吸川土手から鬼ノ城山を見上げる

鬼ノ城山.登山マップ
歩きどころ

奥坂にある鬼ノ城東駐車場
初めてこの駐車場を訪れたとき
正直、驚いてしまった。
こんなところに、こんな立派な登山口が
あったんだぁ〜
@駐車場の左に石柱の道しるべ
 ここから出発
Aしばらく行くと、分岐の道しるべ
 左へ行くと鬼ノ城東門へ、
 まっすぐ進むと岩屋へ至る

分岐の道しるべの横にある石像
ここから東門へ向かう
少し行くと、整備された階段状
の山道に変わる
この山もシダが多いですね


歩き始めから25分ほどで
展望所に出る
東門の端から屏風折れの石垣
を見る
鬼ノ城跡を一周するコースからの
展望は爽快ですね
岡山市を遠望する
西門の近くまでくると
石敷きの道となる
復元された西門を横から見上げる

西門を正面から見上げる
展望所から西門を見る
まだオープンしていませんが
ウォーキングセンターが
完成間近です

実は、ウォーキングセンターの
奥から、総社ふるさと自然の道
という道ができていて
途中まで土の道を歩けます
                @岩屋への山道の入り口
                A途中の分かれ道
                B岩屋駐車場

岩屋寺
毘沙門天を見上げる

鬼の差上げ岩
(巨大ですよ)
道々に彫られた石像