今月の山

( 津黒山 )
(’05年07月)

  今月は津黒山で聞いた
  アカショウビンのさえず
  りです(写真をクイック)

  
(第36回)
野鳥の森を持ち県境にひっそりと横たわる山
 「津黒山
(つぐろせん)    
>津黒山は、岡山県と鳥取県との県境の中央部に
位置して、岡山県の旧中和村と鳥取県の三朝町を
結ぶ横たわっている。
 津黒山の1117.8mは、県下では20番目の高さ
で、この高さならば1時間半くらいはかかりそうです
が、登山口の標高が750mにもなるため50分もあ
れば歩くことができます。 

 登山口から登り始めると、すぐにスギの植林帯
に入ります。 この山道の3/4を占める植林帯
の山道は、夏の日差しを遮ってくれると意味ではあ
りがたいのですが、森に光が入らず
山道脇の花を楽しむことが出来ないという意味で、
ちょっと残念な気がします。 
 山頂近くまでくると、こんどは低いカラマツ林と
なり、野草もちらほら混じってきます。 山頂は広い
草原のようになっていて、広々とした気持ちの良い
空間が広がっています。 山頂からの展望は南面
が開かれ、山乗山、不溜ケ山、乗幸山、富栄山など
の山々を望むことが出来ます。 
         
 この山に一つ望むことは北面の展望です。 三角
点はもちろん北面にはすざまじいネマガリダケが根
を張っていて、展望できるところまで近づくことが
出来ません。
  このネマガリダケ、一部でも刈り取ることはできな
いものでしょうか? あるいは展望台は作れないも
のでしょうか? 大山や蒜山三座、日本海に森林
公園の山々を望んで、きっとこの山に多くのファン
を作ってくれるに違いないと思うのですが。

 津黒高原スキー場の駐車場に車を止めて車道を
のんびりと歩いて、登山口への道を進むと、この森
に野鳥の多いことに気が付きます。 
実は野草も、この車道の両脇のほうが多いんです。
今回の山歩きでもアカショウビンのさえずりを聞き
ました。 これはたまたまかも知れませんが、登山口
近くでは毎回オオルリのさえずりを聞きますから、
この山周辺にはまだまだ多くの自然が残されている
んですね。


津黒高原荘から津黒山を見上げる

津黒山.登山マップ
歩きどころ

スキー場下の駐車場からスキー場を見上げる
(津黒山は左の山)




スキー場の下から津黒山を見上げる                スキー場の上部から下を見下ろす
                                                  (霞みが無ければ蒜山三座や大山も見えるのですが)


スキー場の周りはイワガラミが多いですね。 10m以上の巨木に絡みつく様にして咲いていました



(山の山道よりも、スキー場の周りに多くの花が咲くようですね)

6月でしたからやはりヤマアジサイが多いですね      ウツギ(ウノハナ)もまだまだ咲いていました



ヤマブキショウマでしょうか? 葉脈が規則正しいですね   ヤマボウシももう終わりだと思うのですが、まだ咲いていました


津黒山登山口近くにある展望所                             展望所から登山口方向を見上げる




基幹林道に津黒山登山口があります



登山口を登り始めるとすぐに植林帯の急登の坂道を進みます。 全行程の2/3以上が植林帯ですね


山道の多くが植林帯の中という
こともあって花は少ないですね

クサイチゴでしょうか?シロバナヘビイチゴでしょうか?


ゲンゲツツジ?
山頂広場は広々としています 三角点は山頂広場からさらに東の
丸くなった丘にあるのですがネマガリダケ
がすさまじく、簡単には近づけません



山頂から南を望む。
霞んでなかなか識別が難しいですが
正面の三角錐の山が山乗山、
背後の山並みは、左の少し突き出た山が不溜山、
右に乗幸山が続き、丁度山乗山の背後に
突き出た山が富栄山です



山頂から北面は、ネマガリダケが邪魔していてまったく展望がきかない。 
下の写真は、近くの木によじ登って撮ったものです。
左は北西の展望で下蒜山と鳥取県側の山並み(霞んでよく見えていません)
右が北東の展望で若杉山と背後には岡山森林公園の山々(千軒平や紅葉平)
が見えています。



下山後、津黒高原センターの温泉で汗を流すことができます